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zoom RSS 秋山成勲とK‐1ダイナマイトのインチキ試合

<<   作成日時 : 2007/01/01 09:45   >>

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 新年一発目は、修斗を食い荒らす(パンクラスはもう食い潰された)プライドと男祭りを批判しようと思ったけれども、ダイナマイトの桜庭×秋山があまりにも酷かったので、やはり抗議しないわけにゆかない。

 今回はじめて道着をぬぎ、カウンター狙いの秋山に対し、テイクダウン狙いの桜庭が片足タックルに行ったあと、「タイムタイム」と叫んでいるけどレフリーは無視。秋山は猛然と殴りかかりKO寸前。のちに倒れた桜庭に、秋山がパウンドの嵐。足関節に挑んだ桜庭がまた何か訴える。それは「すべるすべる」と聞こえるが、解説の谷川貞治は「何か言ってますね」。同じく解説の船木は「(桜庭が)『大丈夫だ』と言ってるようですけど、止めたほうがいいですね」と発言。ロープ際なのにお得意のドントムーブは発動されず、「あぶない、あぶない」と誰かが叫んでいるが、前田の声ではなかったようだ。それでも試合は止まらず、そうとう危ない状態になってから、やっと試合終了。耳から血を流した桜庭が怒気を含んで「なんだよー!」と叫び、秋山を指差し、何事か訴えているが、完全黙殺。両選手は歩みよることなく、桜庭はさっさとリングを降りてしまう。

 桜庭の訴えはおそらく、秋山が体に油かなにかを塗りつける反則をしている、との抗議だったのだろう、と予測がつく。というのも、ネット掲示板では、秋山が柔道時代、道着に滑りやすいなにかを塗っているのではないかと何度か抗議された過去がある、と以前から指摘されていたからだ。ああいう場所では、すぐ民族差別に走ってしまうので嫌なのだが、試合後に覗いてみると、案の定その話題でもちきりだ。「後味が悪い」「秋山を応援してたのに、嫌いになった」と常識的な書込みが多かった。ふつうにそう思うわな。
 TBSの格闘番組製作の体質の悪さはたびたび批判されているけど、亀田興吉騒動と前回の桜庭の試合ですこしはマシになったかと思えば、まったく反省の色がない。もちろんK-1は不正判定・八百長疑惑試合の宝庫だ。そして思い出すのは、第一回ダイナマイトでの吉田秀彦×ホイスグレイシーだ。
 寝技の攻防で優位な体勢になった吉田が、ホイスの頚動脈を絞めにかかる。ホイスの表情は確認できず、吉田が「落ちた落ちた」というと、レフリーは鵜のみにして終了を告げ、吉田の勝利。しかし落ちたはずのホイスはすぐさま立ちあがり、抗議にかかる。その試合の規定では、レフリーが試合を終わらせることはできないことになっていたのだ。にもかかわらず、グレイシー側の抗議は受け入れられず、吉田の勝利が確定。
 異様な話だ。というのも、その前年、シドニー五輪の柔道では篠原信一が不可解な判定で敗れ、日本人は悔し涙と怒りに震えたはずなのだ。なのに今回は吉田の勝利に酔いしれ、試合の面妖さにはふれず、既成事実として、ふだんは総合格闘技なんかとりあげない大新聞の一面に記事が載ったりして、俺は呆れ果てた。
 二回目のダイナマでもそんな試合があった。ミルコ以上に総合適性があるといわれたイグナショフ(だったか、しばらく見ないから名前忘れちまった)と、新日本プロレスの中邑真輔の闘いだ。あのときは三局同時格闘技中継があって、俺はいろいろチャンネル変えながらみてたんだが、中邑のタックルをイグナショフが切れず、いいように転がされ、しかし中邑のほうも決め手がなく、仕切り直し、という展開がつづき、たいくつでチャンネル変えたら、そのあいだにKOで試合が終わっていた。イグが中邑のタックルに膝をあわせ、一撃し、中邑は倒れてすぐ起きあがっているのにレフリーはそっこくKO勝ちを宣言。これはあからさまにミルコ×藤田の再現を狙った結末のつけかただ、と見てて白けたもんだ。中邑陣営の抗議で、けっきょくこれは無効試合になり、のち再戦された。ダイナマイトの歴史はインチキの歴史なのではないか。というより、格闘技の歴史がインチキなのか。反則常習者は別として、個個の選手は正正堂堂闘っているだろう。しかし主催者や放送局がインチキを奨励しているのではないか。
 とにかく主催者は、今後二度とこんな事態が起きないようレフリーを徹底教育し、桜庭の抗議を受け、調査すべきだろう。そうはいっても、K-1はこんなことばっか繰り返しているから、絶望的だし、反則の件も証拠がみつからず、ウヤムヤにされるのだろう。ほんとうなら、これは無効試合、秋山は格闘界から永久追放とまでいかずとも、王座返上してしてほしい。
 男祭りは川尻×メレンデスが最高だったね。それにしてもライト級GPなんて修斗のミドル・ウエルター・ライトまで包摂して潰してしまうだけだろう。格闘技界になんのメリットあんだか。ジョシュ×ノゲイラの感動をムダな再戦で薄めてしまうし、もう今年はよっぽどの試合がないかぎりプライドPPV観戦はしないよ。
 かくして、今日も正義は、秋山成勲によって汚された。

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桜庭VS秋山疑惑?試合 レフリーのブログ大炎上
ただ、TBSはファンに対してきちんと説明してほしいですね。 国会議員には説明責任があるなどと言いながら、自分のことになると 黙っている。 こんな態度が許せませんね。 ...続きを見る
NEWSな言葉
2007/01/08 00:03

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
よく言った! 俺も同じ意見っす。 
少し気分が楽になった。
ありがとう。
AL
2007/01/01 10:57
コメントありがとうございます。まあ、常識的に考えて、あの試合は異常だったと思うはずですよね。
正義うどん
2007/01/01 13:42
いま思い出したが、秋山はバンナ戦のときも試合前に道着をはだけて注意されていた。前田やみのもんたがどんなコメントをするか知りたい。
正義うどん
2007/01/01 14:35
ホイス×吉田や、中邑×イグナショフの場合は、判定やレフリングで一方にやや有利になるようにした(それでも問題だが)もので、ある程度ごまかしが効く程度でそれほど露骨ではなかった。(ホイス戦はまだ落ちてはいないが、あの状況で逃げれたかはかなり疑問だし、中邑戦も、グラウンド膠着→ブレイクが早いK1戦士に優位なルールであったのも事実。)
しかし、今回は、レフェリングはもちろん、一方の選手があからさまな反則、不正をしたことが問題。「正々堂々」さは微塵もない。これはあまりにひどすぎ。
これを擁護して問題視しない主催者も同罪。
MMAオタク
2007/01/06 15:15
秋山はグローブに細工したとの疑惑も出ているね。これからはオランダを主戦場にして、思う存分反則したらいい。
闘いうどん
2007/01/06 21:05
試合は結局無効になったそうだ。故意の反則ではなかったとの見解だが、秋山は最初の会見では多汗症だと釈明していたはずで、のちにクリームを塗っていたと認めたということは、はじめの発言は嘘だったということではないのだろうか。なんにせよ、メインやセミの試合がつぎつぎと問題を起こすこの大会の体質が、こういう事件を誘発していることは確かだろう。桜庭はもうHEROS離脱して、今後おやじバトルで頑張ってほしい。
闘いうどん
2007/01/11 21:21

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