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そして、この犬の為に、柔らかくて暖かい寝床を用意せよ、 犬が自分で身を護り、自分で食物を取れるようになるまで、世話してやらねばならぬ。 ――ゾロアスター教典アヴェスター さいきん余った時間を使って、ビデオからDVDへの録画編集を行なっている。二十年間録りつづけたテープが溜りに溜って、なんとかせねばならない状態なのだDVD録画とやらは、操作がめんどくさいらしく、また盤が統一されていないので、機械に疎いオイラはついぞ敬遠していたのだが、演劇学者の工藤隆がやはり二十年分のビデオをDVDへ複写したと書いていて、こりゃやらねばなるまいと目覚めたのだ。映画なら映画、芝居なら芝居、それも能・歌舞伎・現代劇・海外物・舞踊等等と盤をきちんとわけ、秘蔵映像をいつでも観られるようにしとけば便利このうえない。 短い時間で簡単にダビングできるものとしてとりあえず落語を選ぶ。まず桂小南の「菜刀息子」を。小南さんは所作が巧かった。この噺は物売りや大道芸の声を織り交ぜ、すばらしい効果をあげている。少年時代に聴き、大感激したものだが、むかしのビデオは停止すると自動的に巻き戻ってしまい、そこへつづけて録画したため、「菜刀あつらえまして難渋しております〜」というサゲがそっくり切れていた。残念。 さらに柳亭痴楽の「綴り方教室」や玉川スミの「松づくし」につづき、円生の「掛取万歳」「能狂言」を。痴楽さんは末広亭で励ます会というのが開かれたとき、車椅子で挨拶してる姿を見た。このときは痴楽主演の短編映画があったり、特別出演で志ん朝がでたり、酔っ払いの爺が「痴楽ってのは生きてるのかい」とか野次を飛ばして連れ出されたり、かなり楽しかった。しかし会のあと一ヵ月ぐらいで痴楽が死んでしまったのはシャレにならない。円生の二席はまさに名演。こういう噺ができる人はいまいるのだろうか。 まだまだ志ん生・文楽・金馬・小文治・小勝・小さん・助六・三平、さらに正蔵(彦六)の道具入り芝居噺や先代円歌の落語映画、志ん朝の「文七元結」「愛宕山」などあり、これらすべてを2枚ぐらいに収録すれば、すばらしい落語映像集ができあがる、と一人でもう大興奮のパニック状態に陥っているのだ。 さてアリスフェスティバルで池の下「狂人教育」(作:寺山修司 演出:長野和文)をみる。同劇はいぜん流産死某の演出でみたが、いうまでもなくつまらなかった。今回はまあまあ。家族内に狂人、異分子が存在すると皆が皆互いに疑いを抱き、幼い娘を狂人に仕立て上げてしまう物語は、フーコーやレインの影響があるのかもしれないが、渋谷の歯医者宅で起きた妹殺害事件の顛末を思いださせる。現在の家族は劇の中よりもっと凄惨な壊れ方をしているのではないか。 あとひっかかったのは、開演前の舞台で女優が手に紐を結わえられ、後ろから黒子に操られているのだが、それが俺には機械人形の動きにしかみえないこと。演出家は人形芝居をよく知らないのではないか。劇中の無言動作的演技はなかなか見ごたえあるけれど、人間は社会情勢により操られる人形だという寺山の人間観は、人形振り以外の方法で表現したほうが効果的かもしれない。寺山本人が演出したら、もっと土着的で重層的な芸能表現をみせたのではないかと思ったりする。 かくして、今日も憎むべき悪は、私によって滅ぼされた。 いやあ、正義って本当にいいもんですね。 それではまたお会いしましょう。 おちんぽ! |
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こんにちは! |
KAZU-PaPa 2007/10/09 17:32 |
じつは録画機も最初エラー表示ばかりでて、製造元に送って修理してもらったら、使ったDVD-Rはエラー条件が記録されてしまい利用できないとかいわれて、そんなこと説明書にも書いてないし、ざけんなと怒り狂ったりして、大変でした。テープは再録画する予定です。ところで「笑いましょうよ」というサークルがあるのですが、参加しませんか? いまんとこ主催者と私の二人だけなのですが。 |
ダビングうどん 2007/10/09 21:26 |
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