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zoom RSS 新国劇の「国定忠治」

<<   作成日時 : 2008/12/16 12:52   >>

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知り合いの占い師から、劇評より小説を書いたほうがいいと言われたのだけれど、いつのまにかまたしがない劇評書きに戻りつつある今日この頃。

 さて、衛星放送の昭和演劇大全集で、辰巳柳太郎主演「極付国定忠治」をみる。その前の週には東宝歌舞伎「百舌と女」(作演出・菊田一夫、主演・長谷川一夫)をみたよ。
 東宝歌舞伎というのは長谷川一夫を主演にした舞台公演のことらしい。歌舞伎とレビューを融合させたかんじのものだったようだ。ほかにも市川右太衛門や大川橋蔵が出演した東映歌舞伎というのもあったそうだ。
 まあ歌舞伎役者が演じるものが歌舞伎だ、という人(だいたい歌舞伎役者自身)もいれば、歌舞伎には独自の「型」があり、それさえ具えていれば誰でも歌舞伎はできると主張する人もいる。渡辺保は平成中村座を歌舞伎のような現代劇と呼んでいた。おいらは歌舞伎通ではないからなんだかよくわからないけれども。
 しかし「百舌と女」はふつうに現代劇。高泉淳子がしきりに感心しているように、役者がじつに上手い。渡辺保氏は東宝に勤務して菊田長谷川両一夫の薫陶を受けたそうだ。
 新国劇の舞台ではチャンバラで刀から火花が散る工夫があるというので、見に行ったら退屈だった、なんてことを知り合いの職人さんが言っていた。おいらも興味を持って、恵比寿の蔦屋にはかつて「一本刀土俵入り」「国定忠治」のビデオがあったので借りてみて、けっこう感激して、沢田正二郎が吹き込んだらしい山形屋の場のSPレコードも買って持っている。恵比寿のほうはもうなくなってしまったのかもしれないが、渋谷の蔦屋にはまだ「国定忠治」のビデオが残っている。「一本刀」のほうは島田正吾の追悼番組で放送したのを録画することができた(山川静夫が若林豪に「緒形さん」と呼びかけていた)ので、「忠治」もぜひ録画保存したいとながらく願っていたのだ。
 このたび放映されたのは、経営危機が表面化し、再起を賭け、新国劇の看板をはずしての公演だったというのだが、ビデオにあった、最後の、病床の忠治を捕り手が襲い、子分たちと斬りあいになる大立回りがなかったのでちょっとがっかり。あとは新派の花柳章太郎主演「太夫さん」と喜多村緑郎の出演舞台の映像がみたい。
 かくして、今日も正義は、私によって守られた。

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