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仲良しのネコとウサギ 2ヶ月にわたって書きつづけてきた(準備期間もいれると6ヶ月)原稿がやっと終わった。ゆっくり羽をのばしたく思うが、あいにく羽なんざ生えてないので、かわりにポコチンをのばすことにする。 というわけで、ブロードウエイミウジカル「CHICAGO」を(赤坂ACTシアター)。これ、リチャードギアの出た映画はたいしたことなかったので期待してなかったんだけど、舞台の醍醐味をぞんぶんに味あわせてくれた。生身の人間の発する声と動きの迫力は、映画とは段違い。舞台上で同時多発的に行なわれる演技が、映画だとばっさり切り落とされてしまうのだと痛感。 でもいちおう映画みて予習しとくとなにかと便利。音楽も耳に馴染む。物語はそれほど重要ではないので、中身を知っておけばいちいち字幕をみずとも官能的な踊りに集中できるというもの。 とはいえ、不倫のあげくに愛人を殺した女が大大的に報道され、無罪を勝ちとり踊り子として名声を得る、なんてよくわからないお話だなと思ったんだが、これはじっさいに起こった事件を元にしたんだそうだ。ジンジャーロジャース主演で映画化されたこともあるという。 ボブフォッシーがこれを舞台化したころ、同時期に「コーラスライン」も上演される。ウオーターゲート事件ののちに湧きあがる真実への欲求が、バックステージ物語の賛美に集められ、劇場型犯罪にひそむ大衆情報化社会の虚偽を皮肉った「シカゴ」は惜敗する。 ふたたび作品が脚光を浴びるのは、O・J・シンプソン事件の大衆の熱狂とかかわっているという。じつはこれは人間と演技への欲望がみごとに主題化された物語だったのだ。 しかしまあ、そんな主題を明確に訴えたりはせず、たわいもない物語に終始し、なんといったって歌と踊り。舞台のほとんどは場所は楽団が占めており、ときおり役者が指揮者にちょっかいをだしたり、脇に並べられた椅子に腰掛けた出演者たちは中央の演技を眺めながら楽しそうにリズムをとって遊んでいる。刑務所のなまめかしい女殺人犯たちがじぶんの罪を告白してゆく場面や、弁護士が主人公ロキシーを腹話術で操る場面はすばらしい。弁護士ビリー、看守のママ、女性ジャーナリストの歌唱は圧倒的。ボブフォッシー、偉い。 もういちど観たいけど切符が高すぎる。DVD販売してほしい。 売込隊ビーム「徹底的に手足」(「劇」小劇場)も面白かった。近未来、最終兵器らしき巨大な武器が立ち並ぶ基地。兵器は長年のあいだ使われず、どのような破壊力を持つのか、それどころかほんとうに使用できるのかもわからないのだが、とりあえず整備だけは行なわれている。しかし何事か支障があって、整備は中止され、作業員はすることなく待機していなければならない、という状況から舞台ははじまる。会話の中から、おぼろげながら事態が浮かびあがってくる。サボタージュ、武器撤廃派によるテロ、国際スパイの暗躍、敵国からの攻撃… 謎が謎を呼び、誰が敵で誰が味方かもわからない複雑怪奇な物語だってのに、徹底的に密室会話劇。軍隊や兵器の存在意義という、きわめて社会的な主題も隠されているけれど、そんなことはどこ吹く風で、いたって牧歌的というところがじつに巧い。びみょうに錆びついた巨大機械の装置がよくできている。研修生ナガノ役の草野憲大がいい味だしてる。 |
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来日「CHICAGO」最終公演を見る
友達から誘いを受けて、 「CHICAGO」の来日公演、しかも楽日のマチネを見に行きました!! しかも安値で。感謝〜!! 来日ミュージカルはもう…2年以上ぶり…。 そんなに見てなかったのか〜? ショック。 ...続きを見る |
だから、ここに来た! 2009/11/05 05:17 |
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