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zoom RSS 島田紳助がこと

<<   作成日時 : 2011/08/25 12:42   >>

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島田紳助引退報道は、テレビで見ると、釈明会見や「お世話になった」という芸能人コメントの垂れ流しに終始しているが、問題はまだ闇に閉ざされている。犯罪まがいの行為に手を染めていたとの説もあるようだ。紳助は芸人としては天才だけど、人間としては最低だとの認識が俺にはあり、いまではあの顔を見ると吐き気がする。

 紳助竜介が面白いと思ったのは、マンザイブームが終わってからだった。ブームのさなか、俺は落語に夢中で漫才を軽侮していた。というのもあのころは毎日おなじネタばかり聴かされてアキアキしてたこともあるだろうし、ほんとに面白いコンビは数少なかったこともあるだろう。いつだったか(ブーム後だったかもしれない)紳助竜介が舞台で人間ポンプの真似事をして、ほんとに金魚を飲み込むが吐き出せないというネタには嫌悪感が残った。
 彼らをみて感心したのはブームが去ったあとの演芸番組で、相方を事故に見せかけ殺すというネタで、俺はテレビの前で爆笑していたのに、観客はもう時代遅れのコンビ、てなかんじで白けているのが奇怪だった。紳助竜介ってこんなに面白かったのかと俺は思った。図書館にザ・マンザイのカセットテープがあり、聴いてみたら紳竜が一番面白かった。「飛行機はなぜ飛ぶか」「飛ばなしゃーない」なんてセンスに驚嘆した。だいぶあとになって「笑いの殿堂」ビデオを見たが、やっぱり紳助竜介の面白さは際立っていた。
 その時期だったか、TBSで紳助のラジオ番組を聴いてたことがある。暴走族仲間が女の子を送るふりして強姦していたなんて手口を喋っていたけど、あるいは実体験だったのではないか。人形劇三国志に出演が決まったから、それまで不払いだったNHK受信料を払うことにしたなんて話も記憶にある。
 うなづきトリオなども元は紳助の発案だし、「ひょうきん族」はもともとたけしと紳助の二枚看板だったのが、さんまに取って替られたのだろう。「いいとも」のさんまのコーナーに紳助が飛び入り参加したことがあったが、いつもはなにを聴いても笑う観客が紳助の発言にはなぜかシンとしていた。さんま絶頂期のそのころ、紳助は逆に客から引かれる異形の存在になりさがっていたと思う。
 コンビ解散したのはいつだか忘れたが、竜介には一言の相談もなく、一方的に決められたものだったろう。竜介の変人ぶりはたけしやのりおがネタにしていたけれど、足手まといになる竜介を切り捨てたかったのではないか。もし紳助が目をかけてやっていれば、竜介は死なずにすんだかもしれない。
 だが、おかげで紳助はふたたび輝きはじめる。そのきっかけは「サンデープロジェクト」だったろう。そこでこれまでみせなかった知性を発揮し、それを武器に、結婚してから人気に翳りをみせはじめていたさんまを追い抜いたのだ。この番組は当初はスポーツ芸能もとりあげていたが、いつしか田原総一郎にのっとられ、政治経済一辺倒になってしまった。紳助はそのまえぐらいからラジオの深夜放送を担当していたが、これはまったく面白くなかった。青春とか感動とかの押売りがしつこかったのだ。息子に自分をジョーとよばせているとの話も気持悪く、紳助=偽善的ナルシストという像が俺の中でできあがっていた。
 九十年代以後、俺はテレビを、とりわけバラエテイを見なくなってしまったので、紳助の番組は「なんでも鑑定団」ぐらいしか知らないけど、その司会ぶりは絶妙だった。
 決定的に紳助が嫌いになったのは、例の女性マネージャーへの暴行事件で、ほかの暴力沙汰がいろいろ噂され、こいつはやはりこういう卑劣で醜悪な男なのだと思いはじめた。うちの母親はかつては田島陽子の低水準女権論に感心していたのに、事件のあと「馬鹿な女のせいで紳助が見られなくなった」などと憤慨していて、俺はテレビに出てるといい人だと思ってしまうのかと呆れた。もう鑑定団の司会は永遠に今田耕司でいいと願っていたのに、あっさり復帰してしまった。若手芸人への暴行を聞いたときも救いようのないヤツだと思い、なぜこんなヤツをのさばらせておくのか怒りに震えたものだ。弱者のみを選んでいたぶる陰険な狡猾さは、愚連隊と喧嘩した海老蔵が崇高にみえるほどだ。
 紳助については、こんなぐあいに愛憎半ばするが、最近の週刊誌でも番組の凋落が指摘されていたように、もはや彼に芸人としての価値はなく、殺されようと自殺しようと死刑になろうとどうでもいい。ただこれから真実が暴かれることを祈ってやまない。

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