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zoom RSS 桂米朝のこと

<<   作成日時 : 2015/03/22 22:29   >>

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こないだモヤさまで紹介されてたベトナムのフォーを食べてみた。うどん風そうめんといったかんじで、なかなか美味い。パクチーにもちかごろは慣れてきた。

 さて、桂米朝師匠が亡くなった。志ん朝さんの死にくらべれば驚くことでもないが、やはり本格落語の実力者が減ってゆくのは寂しいことだ。
 米朝さんは落語に熱中しはじめた十代前半のころの俺にとって、志ん朝さんとならぶ幻の噺家だった。なかなか聴く機会に恵まれなかったのだ。
 最初に聴いたのは、NHKラジオでの「仔猫」だったと記憶する。その後はテレビでずいぶん聴いたが、生でその芸にふれることは最後までなかった。
 八十年代前半頃、吉本隆明と糞本慎一郎の対談本で「枝雀にくらべると米朝はダメだ」と糞本がいうと、吉本も「そういえば米朝なんていたね」などと抜かし、演芸への本質的理解の欠如をさらけだしていた。俺は枝雀のわざとらしい芸風が好きではなく(いまとなってはそうした芸も貴重だったと思わざるを得ないが)、同じ時期だったとおもうが、立川談志がラジオで、枝雀が嫌いと公言し(枝雀も談志を嫌っていたフシがある)、「米朝さんは才人だ」とのべていて、我が意を得たり、と思ったものだ。俺もそのころはまだ談志が好きだったのだ。枝雀と談志の関係には、米朝と六代目松鶴のような確執があったのかもしれない。
 米朝さんの持ち味は、やはり他では聴けない珍しい噺を演っていたことが大きい。そこらは音曲芝居噺を得意とした先代文枝に近い。文枝さんの華やかな芸にはおよばないとしても、傑出した現代的センスがあった。そのうえ深い教養があり、『上方落語ノート』などはじつに勉強になる本だった。失われつつある芸を掘り起こし、保存しようとする努力もあり、そこはおなじ正岡容門下にあたる小沢昭一とも共通する。

 俺がこよなく愛する米朝の話は、やはり「本能寺」と「地獄八景」。花王名人劇場で「地獄八景」をみたのはもう三十年以上も前になる。どちらもYOUTUBEにあったので、ぜひご覧ください。

本能寺
https://www.youtube.com/watch?v=bxuZvSHOBDM

地獄八景
https://www.youtube.com/watch?v=EqUP1JOJy6I

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