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zoom RSS 山上たつひこの崇高な世界

<<   作成日時 : 2016/07/25 13:11   >>

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乃木坂太郎の漫画『医龍』([原案]永井明 [医療監修]吉沼美恵)を読んだ。これは面白い。特に終盤、胸部大動脈瘤を患う大学病院の支配者が、教授候補三名を主治医に指名し、おのおのの治療法を競わせる場面は、私も同じ病気だったため興味津津だった。

Gポイント
さて、文藝別冊は総特集山上たつひこ。これは読み応えがあった。
私は小学生時分、『がきデカ』の圧倒的影響の下にあった。こんな崇高な芸術がこの世に存在するものかと、衝撃的だった。『にぎり寿司三億年』という崇高な作品集もすばらしかった。しかしがきデカ終了後はどうも冴えず、連載も短期に終わり、週刊読売の『湯の花親子』が俺の読んだ最後の山上漫画だった。その後、知人から『喜劇新思想大系』が傑作だと勧められたが、本が見つからず、読めなかった。山上たつひこは龍彦になって小説を書き始め、『兄弟!尻が重い』という短編集を読んで面白かった記憶はあるが、そのあと山上がどうなったのか知らなかった。
入院先の病院に『がきデカ』総集編があり、三十五年ぶりぐらいに読み、大動脈が裂けんばかりに爆笑した。子供の頃に親しんだ芸術は、長じてから再会するとこんなもんだったかと失望することが多いのだが、これだけは違ったのだ。

総特集は、山上インタブー、さまざまな漫画家による特別寄稿、一発ギャグ図鑑、作品解説・年表と盛り沢山。できることなら全盛期『がきデカ』を掲載してほしかった。こうした健康的で崇高な下ネタがなくなって、八十年代以降、社会と文化は完全崩壊したのだ。
特別寄稿は、意外にも俺がさほど評価してない、江口寿史といがらしみきおの作品が秀逸。

かくして、今日も正義は、こまわりくんによって、守られた。

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