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zoom RSS 並河靖之七宝

<<   作成日時 : 2017/01/16 20:05   >>

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中古書店で『赤塚不二夫実験マンガ集』をみつけ、迷わず購入。ここに収録された作品のいくつかは子供のころに読んだことがあり、ながらく再読したいと思っていたのだ。

由良君美はゼミ生選抜試験に「レッツラゴン」を分析させたと四方田犬彦は書いていた。俺は「天才バカボン」は「トリストラム・シャンディ」から影響受けているのではないかと思っているのだ(調べればいろいろ類似が発見できるはずだ)。頁とコマを指定する実験はコルタサル「石蹴り遊び」を連想させ、左手で描いた(とされる)漫画は国芳の釘絵にそっくりだ。けっこうさまざまな領域の表現を勉強していた人なのではないか。この本には収められていないが、バカボンには英語や中国語もどきのセリフを使ったものもあったと記憶する。赤塚不二夫の前衛性は本格的に顧みられなければならない。

東京都庭園美術館で「並河靖之七宝」を。
並河靖之の七宝のすばらしさは本ブログでもたびたび述べてきた。三十数年前に東京国立博物館ではじめてその名を知り、九年ほどまえ泉屋博古館でまとめて作品を見てあまりの美しさに驚嘆した。そのときは図録を買いそびれ、後日探したがついに入手できなかった。最近ではテレビでも取り上げられるようになってきた。今回が初めての回顧展だという。
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とにかくほんとうにうつくしい。明治中期のものはちょっと毒毒しい装飾だが、後期になると静謐な美となって完成される。まさに完璧な美。そもそも下絵からして美しいのだ。
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その精巧な技術は、もはや現代では蘇らすことができないという。

これが、今年最初の闘いなのだ! かくして、今日も正義は、私によって、守られた。

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