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zoom RSS 詩と箴言 恐ろしき忖度社会

<<   作成日時 : 2017/06/18 18:53   >>

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このところ、スティーブン・ピンカー『人間の本性を考える』『暴力の人類史』を読み返している。

やはりその博覧強記の語り口は圧倒的に面白く、魅せられる。だが俺にはピンカーの思想の根幹の部分に疑問があり、それは次回の評論の主題になるものだ。
ここでは賛同する箇所を引用してみよう。

「人に責任を取らせる理由の一つは、その人が将来また同じような行為をするのを防止することである。しかし話はそこで終わりにはならない。(略)言語を使用する、社会的、理性的な動物の場合は、ほかの個体も罰の随伴を学習して、ペナルティーを科されないように行動をコントロールするので、ほかの個体による同様の行動も防止することができる。これが、年老いたナチの戦争犯罪人を、たとえそのままボリビアで死ぬまで放っておいても、もう一度ホロコーストをしでかすおそれはほとんどないのに、どうしても処罰しなければならないと私たちが感じる究極の理由である。」(『人間の本性を考える』山下篤子訳)

刑罰には犯罪抑止力がある。死刑はなおさらだ。人権論者は認めたがらないが、死刑を廃止すれば小田晋先生がのべたように、刑務官や他の囚人が危険にさらされる可能性さえあるのだ。死刑執行人の苦悩などと言ってる死刑廃止論者はご都合主義としか思えない。
かつてテレビの討論番組で死刑は反人道的だと主張していた女性ジャーナリスト(なのか女優なのかただの三流芸能人なのかよくわからん)が迷走のあげく政治家になって、共謀罪に賛成しているのに呆れ果てた。アヘ政権下では強姦魔ですら(アヘを称えていれば)逮捕もされず、逆に反政府デモに参加すれば法を犯してなくても長期拘留される。こんな狂気の反人権社会はピンカーのいう非文明化のプロセスをたどってるとしか思えない。大量殺人鬼植松聖もアヘの覚えが目出度かったなら無罪が言い渡されるのではないか。とにかく俺はアヘを擁護してる(わずかでも政治的能力があるなどと発言してる)人間はまったく信用してない。

ちょっと前、よく行く古本屋で『劉少奇語録』という本を手に入れた。文革の狂気と、日本における異様な礼賛には興味があるのだ。「個人崇拝」という章から。

「自己の働きを鼻にかけ、自己の威信を誇示して、みずから天下第一の人物と思い、人がへつらい、ほめそやすことだけを聞いて、人が批判し、監督するのをうけいれず、批判するものに対しては、圧迫したり報復したりする。……このような人は、敵を助けて党の生命を危うくするものである。」

毛沢東批判と思われるこの言葉と、併録されたまさに媚び諂いの典型というべき林彪のつぎの発言をくらべると、文革の狂気がなぜきちんと理解されなかったのかと恐ろしさに身も震える思いでいっぱいだ。

「毛主席は……わが党の最高指導者であり、彼に反対するものはだれであろうと、全党がこれを罰し、全国がこれを討つ。」

卑近な話になってしまうが、批評の世界もこれと同じゴマスリだけがはびこっている。権力者である某劇評家の意向を忖度し、彼のほめる劇(人)をほめ、彼のけなす劇(人)をけなして目をかけられないと業界で出世できないのだ。奇しくもこの劇評家はアヘと同年代のお坊ちゃん育ちだった。批評とは忖度なのだ。

アヘはあきらかに日本を破壊し、売り飛ばそうとしている。こんな狂人の支持者など多くはないはずだが、不正選挙と粉飾支持率で独裁忖度社会を作りだしている。御用マスコミと文化人はこの最低指導者を天下第一の人物と持ちあげている。アヘはパククネ以下の犯罪者。犯罪者が正しく罰せられない社会は崩壊するしかないだろう。真実に目覚め、忖度独裁を打ち破らねばならない。


メキシコ先住民マサテコ族の求婚の歌「黄金の指輪」(宮西照夫『マヤ人の精神世界への旅』から)。

あなたが私の胸の中にきてくれるかどうかを思い悩んでいる。
決して、私はあなたを忘れない。
あなたへの思いを断ち切ることはできないだろう。
ただ死だけが、死だけがあなたへの思いから私を解き放つ。
小川のほとりで、あなたと出会って以来、
水を満たした壺を肩に歩く、あなたと出会って以来、
一時もあなたのことを忘れることができなくなってしまった。
あなたを愛するようにさせた、風に吹かれ顔にかかる美しい髪。
あなたが満面に浮かべた微笑を想い出すたびに、あなたへの思いが募る。
もはやいかなる力も、あなたへの思いを断ち切ることはできない。
男たちががこの村で、重大な任務と地位を手に生きてゆかねばならないように、
今、私はあなたを手にしなければならない。
たとえ、あなたの父が私たちの結婚を望まなくとも。……

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