ツイッターの中の奇妙な人たち

ネトウヨは論外としても、ツイッターにはずいぶん妙な人がいる。

「ゆみ」というアカウントがある。安倍政権を倒そうと呼びかけている人で、その趣旨には賛成するし、一時はフォローしてた。でもなんかおかしい。
そう思ったのは、去年ぐらいだったか、タイムラインで流れてくるツイートを目にしたときだ。どうも個人のつぶやきとは違うのだ。よく読んでみたら、これはリテラというニュースサイトの記事のコピペだった。見るとこの人、ツイートの大半はリテラ記事の丸写しだ。そう知って呆れてフォローを外した。
最近になって、この「ゆみ」という人がブログのアフィリエイトの宣伝ばかりしてるとのツイートを目にし、確かめてみた。生活が赤字で、このままではツイッターに割く時間が減ってしまうから、ブログから物を買ってくれ、というツイートを、かなりひんぱんにしていて、ネトブヨから「働けよ」と突っ込まれていた。
そのブログものぞいてみたが、記事は二年弱でほんの数本しか書いてない(こっちは自分の言葉で書いているようだが、検証したわけではない)。ツイッターのほうも、RTとリテラのコピーがほとんどで、あとは「安倍政権を支持しますか」というアンケートをひたすらとっている。
このアカウントを詳細に調べた人のツイートをみつけ、読んでみる。現在は変更されているが、この「ゆみ」という人物、ながらく女の子の写真をプロフィール画像に使っていたのだが、これは佐世保で起きた小学校同級生殺人事件の犯人として、誤って広められた写真なのだそうだ。おそらく知っていて使用していたのだろう。
そしてこの人、以前はプロ野球記事をひたすら貼りつけるツイートだけしていたのに、空白期間を置き、あるときから突如反アベアカウントに変貌したという。
検証した人は「業者臭い」と書いていたが、たしかに謎のプロフ画像、コピペツイート、アフィリエイト要請等等と考えると、かなり不気味で、アンケートにみせかけ反アベの人たちの意見を集めて情報分析してる広告屋なのではないかと妄想してしまう。

「安藤昌益」という、やはり反体制的アカウントがあり、こちらもむかしフォローしてた。確認したところ五年前になるのだが、タイムラインをながめていたら、この人が中国船のサンゴ密漁について書いていて、賛同のためにリツイートし、そのままTLをさかのぼっていると、戦場写真家の志葉玲が同じことを書いていた。時間的に志葉氏のほうが先で、元の文に「〇〇と志葉も思うが」という部分だけ「と私も思うが」と書き換えている。気になってこの人の他のツイートを見、長めの文を検索にかけるとほとんどが著名人からのパクリツイートで、これは悪質だとフォローを外した。
去年の暮ぐらいにたまたまこの人のページをみたら、固定ツイートで安藤昌益の兄という人が、弟は一か月前に急逝しました、と書いていて驚いた。
「ゆみ」氏の件で思い出し、ページを探したらもうアカウントは削除されていて、さらに調べると、去年の一月あたりからパクツイ常習者だということが拡散されていて、凍結運動まで起こっていたらしい。
もしかすると、と俺は妄想する。この人死んだと思わせてアカウントが凍結される前にみずから削除したんじゃないだろうか。本当に亡くなっていたのなら申し訳ないが。

もう一人「修」というアカウントがあって、こちらはすでに凍結されている。
不正選挙を告発するつぶやきが中心だったが、どうもこの人の発言、引用元不明のものが多く、元記事を見つけて読んでみると微妙に改竄して拡散してる。
いつからか、国連が日本に選挙監視団を派遣しようと提案したらアベが拒否した、という話があって、俺もありうることだと信じていたが、国連に直接電話して確かめた人がいて、そのような話はないという記事が載った。
いわれてみれば、いまの日本は民主主義の根幹が破壊されてると思うものの、内戦状態にあるわけでない国に、国連のほうから選挙監視団を派遣しましょうか、などと提案するわけがない。おそらく、不正防止のため国連の監視が必要ではないかというツイッター上の意見と、国連人権理事会が報道の自由等に関して是正を求め、日本政府が拒絶した話とが混同されたものだろう。
この虚報、以前確認したところでは「驚愕の情報です」というふれこみで一番最初にツイートしたのが例の「修」だった。その後も何の反省もなく不正選挙について発信しつづけていた。
俺は不正選挙は行われていると思う者だが、デマはいかんし、間違って発信してしまったら訂正すべきだろう。不正選挙に関しては未確認情報が多すぎる。不正が行われているか、信頼できる人間が集まって共同調査する必要があるだろう。絶対にないと言うべきではないのだ。
かくして、今日も正義は、私によって守られた。

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