半沢直樹DVD鑑賞

ここんとこしばらく「半沢直樹」DVDを見まくっていた。なんのかんのいってもやっぱり面白い。ミステリー要素が大きいのでネタバレになる内容紹介は避ける。もちろんご都合主義的な展開も目立って、ここんとこはもうちょっと工夫してほしかったけど、特に証券会社を舞台にした前半は見応え充分。なにより悪役が素晴らしい。市川猿之助の伊佐山の憎ったらしさは絶品。例の「わびろわびろ」の台詞まわしは、先代そっくりな声質だけに、そのまま宙乗りしそうな雰囲気。
ほかにも、いかにも軽薄な小物感を漂わせた池田成志、逆に重厚な威圧感を漂わせた古田新太の演技も素晴らしい。後半の悪徳政治家に扮した柄本明の怪演は必見。ただ後半は大物政治家の不正を一銀行員が暴いてみせるというのは、アベやスガの悪事を見逃し称賛する現実の前にどれだけ有効なのかという疑問が残る。
疑問に思う部分はほかにも散見されるけれども、しかしこれは社会派ドラマというより娯楽作品だし、なにより俺は金融も電脳世界もよく知らないから揚げ足取りはやめておく。
株の買い占めによる会社の乗っ取りは、ちょうど東京新聞にバブル企業の弁護士だった河合弘之の自伝が載っているので興味をひかれ、図書館のリサイクルコーナーでもらったままにしておいた森功『平成経済事件の怪物たち』もちらっとながめてみた。現実ははるかに複雑で、それゆえに面白い。株に手を出すつもりはないが、奥村宏の本を読んでみようかと思う。野間宏『さいころの空』という小説は何度か読もうと試みたが、そのつど退屈で投げ出していたけど、すこし勉強したらいつかまた読んでみたい。
今回初めてみたスピンオフ作品「狙われた半沢直樹のパスワード」は面白かった。しょうじき本編よりいい。高坂と浜村の探偵物語はもういちど観てみたい。このドラマには吉沢亮と吉沢悠が共演しているのだけど、「VS嵐」でババ抜き弱かったのが吉沢亮、「明日、ママがいない」でババ抜き弱いのが吉沢悠。

ところで古田新太は特典映像で「ナンノちゃんに会いたかった」と語っていたのだけど、古田と南野陽子の共演場面はちゃんとある。コロナ中断前に撮影したので忘れているか、それとも古田だけ別撮りの合成だったのか?

ちょっと短すぎたので動物の写真を載せときます
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これこそが本日、私によって守られた正義です。
あなたのポコチンには、何が残りましたか?

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