テーマ:芸術

辰巳四郎

小学生のころ、吉川英治全集の新聞広告の、太閤記の秀吉や三国志の英雄たち絵に衝撃を受けた。肌の毛穴や光沢、髪の毛や髭の一本一本まで克明に描かれている。おもわず切り抜いて保存したほどだった。その直後だったか、山口と広島に旅行に行ったとき、旅館にあった雑誌によく似た絵が載っていたのを記憶しているのだが、画家の名前は知らず、謎のまま数十年をすご…
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貫かれた信念5

ツイッター転載の小ネタ集:五月に貫かれた信念です 5月1日 室井佑月さんは高〇源一郎の人間性を暴露してほしいわ 蓮實重彦は新天皇の家庭教師だったとニセ学生マニュアルに出ていたと記憶するが、ほんとの話だろうか? 5月3日 むかし朝までテレビで小田実が「平成天皇」と言って舛添要一に「その言い方は間違いだ」と訂正されて、小田…
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芸術一直線

今年に入って忙しかったり寒かったり天気が悪かったりで、映画にも舞台にも美術展にもほとんど足を運べていなかった。ようやくヒマもできてので、横浜市民ギャラリーで「昭和後期の現代美術1964-1989」、そごう美術館「千住博展」、東京都美術館「奇想の系譜展」を鑑賞。 まず昭和後期の現代美術。神奈川県立図書館と横浜市立中央図書館にはよく行…
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アジアにめざめたら

東京国立近代美術館で「アジアにめざめたら アートが変わる、世界が変わる 1960‐1990年代」をみた。 正直、現代美術に親しむのはもうやめようと思っていた。つまらないものが多すぎるのだ。これからは民俗に生きよう、と決意した。でも少し前に横浜美術館でみた「モネ それからの100年」は刺激的で、現代美術も捨てたもんじゃない。このたび…
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民俗大作戦

まあ忙しかったり、天気が悪かったり、体調が良くなかったりでなかなかモノホンの芸術に親しむ機会に恵まれない。 先月は都庭園美術館で「ブラジル先住民の椅子」展を見た。さまざまな動物をあしらった椅子は呪術とも結びついているようで、これはまさに生活に根ざした民俗だ。 たばこと塩の博物館ではパナマ先住民クナ族の衣装(モラ)の展…
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ミッション:インポッシブル フォールアウト

観てきた。これはすぐれたアクション映画、いや、もうアクション芸術映画といったほうがいいだろう。物語の細かい部分がよくわからず、二回観た。近場の映画館でやってないから、一時間に一本しか出てないバスに乗って遠くまで。夏休みで窓口は他の映画観る子供ばっかりだし、これだからシネコンは嫌いなんだ。 前作でイーサン・ハント率いるIMFはテロ組…
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機械を叩く

ブログも更新しようしようと思いつつ、どうにもままならなかったのだが、ようやく私は、正義の世界に戻ってきた。やはり私には正義がよく似合う。 若杉公徳の漫画『デトロイト・メタル・シティ』を四月に読んで、これは芸術と資質、表現と才能について洞察した、同じ主題を扱ったオルダスハクスレーの小説よりすばらしい作品だった。感想を書こうと思ってい…
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詩の根源へ

という本を出しました 本を出すのははじめての経験なので、大変だったけど、いろいろと勉強になりました。 崇高な内容なので、ぜひお読みください。 詩の根源へ藤原書店飯塚 数人ユーザレビュー:Amazonアソシエイト by
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アルチンボルド展ほか

今月は猛暑にくわえ、パソンコンが壊れかけてて、書きたいこともいくらかあったのに、とうとう更新できませなんだ。 美術館にはいくつか足を運んだので、手短に報告を。 まず国立西洋美術館のアルチンボルド展。これはやはり面白かった。奇想の極みともいうべき作品をまとめて鑑賞でき、しあわせ。 ちんぽこ人間メダル 国立博物館ではタイ…
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持永只仁とクエイ兄弟

赤ちゃんからの脱却 先週はフィルムセンターのEUフィルムデイズでチェコの人形映画「リトルマン」を観た。映画好きにとって、チェコの人形はまずアニメーションを連想させるのか、チラシの案内文には人形アニメと書かれていたけど、出てくるのは実写の精巧な操り人形。森に家を建てて住む小さな男は、夢に見る未知の家を探すため、冒険の旅に出る。ほとん…
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貨幣のようなもの

さかさま絵 先日の新聞に、偽造一万円貨のことが載っていた。コンビニでこいつを使った男が詐欺罪で逮捕されたとのこと。 偽造というか、記念貨幣を模したメダルらしい。昭和六十五年とあるからシャレのようだ。聖徳太子の壱万円札を模倣した壱億円ハンケチのようなものだろうか。 左は東京五輪記念貨を模したメダル。子供のころ拾ったもの。…
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トリプルX:再起動

レックスホイスラーのさかさま絵 去年の夏ぐらいから映画館へ足を運んでない。シネコンは好きになれないと前から書いているけど、見たい作品はだいたいバスに乗って行かねばならない所で上映されるから、面倒になって、DVDになるまで待とうと諦めてしまうのだ。演劇はもう一年以上見てないが。  「トリプルX」だが、第一作は地元の二番館で観た…
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二度目の本質

ツイッター転載の小ネタ集:二月に抉られた本質です 2月1日 柄谷行人『哲学の起源』読み始める。俺がコーランを読みつつ漠然と考えていたことが、明晰に言語化されている。(イオニアの哲学者にとって)神はフィシス(自然)の働きとしてのみ存在し、人間の表象する神はノモス(制度)でしかない、と。この言葉に出会っただけで読んだ甲斐があると…
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並河靖之七宝

中古書店で『赤塚不二夫実験マンガ集』をみつけ、迷わず購入。ここに収録された作品のいくつかは子供のころに読んだことがあり、ながらく再読したいと思っていたのだ。 由良君美はゼミ生選抜試験に「レッツラゴン」を分析させたと四方田犬彦は書いていた。俺は「天才バカボン」は「トリストラム・シャンディ」から影響受けているのではないかと思っているの…
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山上たつひこの崇高な世界

乃木坂太郎の漫画『医龍』([原案]永井明 [医療監修]吉沼美恵)を読んだ。これは面白い。特に終盤、胸部大動脈瘤を患う大学病院の支配者が、教授候補三名を主治医に指名し、おのおのの治療法を競わせる場面は、私も同じ病気だったため興味津津だった。 さて、文藝別冊は総特集山上たつひこ。これは読み応えがあった。 私は小学生時分、『がきデ…
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OUR HOUSE 感想

さかさま絵 さて、ついに「OUR HOUSE」が終わった。私はテレビドラマを観る習慣がなく、金八先生も北の国からも観たことがない。それが「Mother」きっかけで愛菜ちゃん出演作を観るようになり、現在のドラマの水準はかなり高いと思うようになった。愛菜ちゃん主演作はこれまで秀作ぞろいだった。 それが「OUR HOUSE」…なぜ…
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春の美術鑑賞

ながらくご無沙汰していたが、ようやく私は正義の世界に帰ってきた。やはり私には正義がよく似合う。満を持して悪との闘いに挑む私のポコチンは、いつにもまして臭い。 というわけで、更新が滞っていたのは、寒さで外出が少なく、書くほどの話題がなかったからだ。暖かくなったので、美術館などにもいくつか足を運んだ。 六本木の森アーツギャラリー…
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芸術『るろうに剣心』

DVDでイタリア映画「プロジェクトV」とドイツ映画「白バラの祈り」を観たよ。 前者は四十五年ぐらいまえに実際に起こったダム災害の映画化。事前に地質学者などが事故の危険性を警告し、新聞記者や地元住民の反対があったにもかかわらず、電力会社は強引に工事を推進し、地滑りによって津波が生じ、ダムから溢れだし、町を襲い、犠牲者は二千人にのぼっ…
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蔡国強展

冷やしあめ 生姜が効いて美味し さいきん、あらためて前衛演劇の勉強をしようと、ローズリーゴールドバーグ『パフォーマンス』、山口勝弘『ロボット・アヴァンギャルド』を読み始めている。 二十代は前衛演劇に熱中していたけれど、いつしかそういった世界から離脱してしまった。美的感覚の欠落した、愚にもつかない前衛もどきが多すぎたのだ。ハイ…
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キネティック・アート展

ここ最近は「オランダ・ハーグ派展」「ヴァロットン展」「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」などを見、刺激的だったけど、損保ジャパン東郷青児美術館でみた「不思議な動き キネティック・アート展」は、こりゃめちゃくちゃ面白かったわ。 二十世紀の「動く芸術」という観念は未来派に遡り、モビール彫刻などが先駆的存在だけれど、今回紹介…
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TACT/FESTIVAL

更新がだいぶ遅れましたが、池袋の東京芸術劇場で「TACT/FESTIVAL」を観てきたよ。 海外の上質なパホーマンスを上演する企画なんだそうで、フランスとスイスの新しいサーカス、カナダとタイの劇団の公演を見ました。 フランスのカミーユ・ボワテル「リメディア~いま、ここで」を最前列で観たんだが、上演前に係員が、装置が落ちてくる…
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超絶技巧! 明治工芸の粋

三井記念美術館で「超絶技巧! 明治工芸の粋」をみてきたよ。 八十年代の半ばごろ、よく東京国立博物館へ行っていた。一階常設展示室の 最後の部屋に、並河靖之と宮川香山の焼き物が置かれてい、その美しさ、造形の奇抜さに驚かされたものだった。              並河靖之「七宝山水楼閣文香炉」              宮川…
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国立新美術館「イメージの力」

四月十九日、国立新美術館が無料なので、待ちに待った民族学博物館コレクション展「イメージの力」をみてきました。 はじめにあったのが、ニューギニアの神像つきの椅子なのですが、そのひとつが原住民の顔そっくりだったのにちょっとびっくり。 こんなぐあい。 かつてみたアンコールワットやマヤの浮彫も、カンボジア人やメキシコ原住民そっくりなの…
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動画集 芸術篇

これは観てみたいなあ。「ビーシャビーシャ」の改訂版みたいなものか。 日本初上陸!舞台が無い体験型エンターテインメント「フエルサ ブルータ FUERZA BRUTA」とは http://matome.naver.jp/odai/2139105085958773701 … フィリップドゥクフレカンパニー「パノラマ」 6月にさいた…
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冬の美術館めぐり

バンクーバー五輪のころ、全国民が浅田真央を娘のように見守っている、とサルメの座長がブログに書いていて、なるほどと思った。「大事なところで転ぶ子は可愛い」ということか。浅田真央論とか新書出す社会学者があらわれそうだな。 今月は土日に雪で外出できないことが多く、そのため一日にいくつも美術展をハシゴしなければならなくなった。 まず…
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川瀬巴水

むかし「トンカラリン大計画」という奇怪な漫画が雑誌に掲載されていたけれど、作者名(佐藤ナントカだったと思う)も掲載誌も忘れてしまった。検索しても出てこない。誰か知ってる人いたら教えてください。  今年もあとわずかなので、すこしでも多くの芸術に親しみたい。そうおもい、大田区立郷土博物館の特別展「川瀬巴水―生誕130年記念」をみる。 …
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カイユボット展

サンタの和菓子 さいきん、いくつかの駅で柿のジュースを売ってる店を見つけた。期間限定らしいが、流行ってるのだろうか? 珍しいので飲んでみたら、すごい美味。柿のジュースっていままでみかけたことなかった。なぜいまになってこんな商品がでてきたのか、と思ったら… チンポ柿 こんなのが東京で見つかってるんだそうです。ネットの噂では放…
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秋の芸術大作戦

考えもだいぶ纏まり、十月中に二十枚ぐらい原稿書けたので、連休はゆっくりさまざまな芸術に親しむことにした。 まず東京国立博物館で、「上海博物館 中国絵画の至宝」を。東洋館の新装記念ということらしい。会場も広がり、地下にも展示室ができていた。 それにしても、中国山水画の奇山、岩肌の描写はすばらしい。日本にはこんな風景はないから、…
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ムパタとその仲間たち展

エゴサーチしたら2ちゃんねるでおいらの文章読まずに論評してるコテハンがいた。まあ誹謗中傷じゃないだけマシなんだけど、この人、まえにも俺のこと人形劇団の主宰者と書き込んでいたはずだ。どうゆう文章解析能力なのか。 自分の文章を素っ頓狂な誤読をされるとやはりいい気分ではない。七月に、物凄い非常識で不誠実で無責任なキチガイ連中とちょっとだ…
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アメリカンポップアート展

「バトルロワイヤル」の山本太郎が反原発の闘士になったり、「実録連合赤軍」の井浦新が日曜美術館の司会者になったりしてるのみると、大量殺人映画で殺人鬼を演ずることが人格を高めるのではないかと思ったりする。  というわけで、国立新美術館でアメリカンポップアート展を見てまいりました。私もいちおう十代二十代のころには前衛志向だったんだけど、…
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