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zoom RSS PRIDE無差別級GP決勝戦

<<   作成日時 : 2006/09/10 23:07   >>

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 スカパー観戦したのだが、これはいかなこと、私の応援する選手がつぎつぎに負けてゆく。

 誰が優勝するかより、ミルコ×シウバ、ノゲイラ×ジョシュ、アレキサンダー×ハリトーノフの、おのおのの試合こそが楽しみなのだ。六年前のグランプリは、まだケアーやグレイシーへの幻想があり、どうじに寝技にもちこめば体重差は解消されるのが総合格闘技だという幻想もあったから、誰が優勝するかは興味深かったかもしれない。でもやっぱり、桜庭×ホイス、藤田×ケアーといった試合はワンマッチとして観ていたと思う。2003年のミドル級GPは、桜庭・田村・菊田を中心にした日本人最強決定戦がもともとの企画だっただろう。しかも桜庭×田村、桜庭×シウバ、吉田×シウバ、UFC×PRIDE、ジャクソン×シウバ、UWF×柔道といったいくつもの対立軸があり、面白く、盛りあがった。翌年のヘビー級も、ヒョードル・ノゲイラ・ミルコの三つ巴の対決に加え、小川直也の参戦、ハリトーノフの台頭、ランデルマンの活躍で盛りあがった。
 そこでやめておけばよかったのに、ムリヤリGP路線でひっぱってしまったのが去年のミドルGPではないのか。桜庭・吉田は潰され、売り出そうとした中村は笑い者、ショーグンの活躍を除けば、収穫なしといってよかったと思う。今年はさらに、梯子を外すかのように途中でフジテレビは撤退。もっとも、HEROSのていたらくをみると、テレビ局撤退はむしろ歓迎すべき結果だったようだ。もう来年はライト級GPなんていわないことを願う。

 で、あとは試合の感想。

  ●西島洋介×エバンゲリスタサイボーグ○
 西島応援してたのに、いいところなく敗退。崖っぷちといいながら、セコンドにもはや崖下に転落したような小路がついているのにやな予感はしたが、このまま西島も、多くの日本人選手のように、潰されてゆくのか。せめて寝技制限でも設けて救済すべきではないか。

  ○ミルコクロコップ×バンダレイシウバ●
 こんなの第二試合でみるもんじゃない。こんなふうにメイン級の試合が消費されてしまうこと、そしてそうした試合設定に慣れてしまうことが恐ろしい。オレはシウバ勝つと思ってたのに、これほど実力差があったとは。あの連打のすきまを狙いすまし、的確に一発一発当ててゆくミルコおそるべし。シウバは体重上げすぎたんじゃないかな。

  ○ジョシュバーネット×アントニオホドリゴノゲイラ●
 これはほんとうにすばらしい試合だった。もうノゲイラ×ヒーリングなんて完全に過去のものなのだな。格闘技史上に残る最高の試合といってもいいのじゃないか。これがメインで締めていたら、ほんとうにすばらしい気分で一日を終えることができたろうに。ノゲイラもジョシュも好きな選手なので、どっちが勝っても嬉しいのだが、内容的には引き分けといってもいいように思える。まさに一進一退の寝技の攻防に、見終わってぐったり疲れてしまったほどなのだが、ビデオで何度でも観返したい。

  ○エメリヤネンコアレキサンダー×セルゲイハリトーノフ●
 これも一進一退の打撃の攻防。しかしハリトーノフは夏までギプスがとれなかったという。そんな状態で無理に試合させてはいけなかったんじゃないのか。アターエフ出してほしかった。

  ●イテヒョン×ヒカルドモラエス○
 モラエスというと、むかしビデオで見たロシアアブソリュート大会の闘いは凄かった。素手で顔面を殴り合い、後頭部に肘打ちし、目潰しから八百長まで、なんでもありの勝抜き戦を制し、優勝したのだ。決勝のイリューヒンミーシャとの試合は、ハンとヘンゾが隣合せで激しく声援を飛ばすという、それ見るだけで感動もの。こんな闘いを二十年つづけてきたら、頭おかしくなっても不思議ではない。韓国相撲(シルム)の横綱イテヒョンはそれにたいして一ヶ月しか練習してないという。あれほど素材を絶賛された朝青龍の兄スミヤバザルだってろくろくパウンドを打つこともできなかったことを考えると、無謀でしかない。ヘロヘロになった両者の最後の殴り合いの動きは、おおせのとおりゴジラ映画みたいだったよ。しかし初心者には頭部攻撃を制限するとか、三十五歳以上の選手は一試合五分のみにするとか、ルール改正したほうがいい。モラエス勝ったのはとりあえず嬉しい。イテヒョンは、今年モンゴル相撲の横綱になったスミヤバザルと対戦してほしい。

  ●中尾KISS芳広×中村和裕○
 中尾KISSには面白いから勝ってもらいたかったけれど、試合は展開がなくつまらないもの。しかも中村の勝ち、残念。中村がマイクを持たずに退場したのが、せめてもの救いか。

 休憩後は三崎・郷野・五味の挨拶。武士道はこの二大会見てないので、お笑い芸人に転向した郷野ははじめて見たのだ。キャンタマスーパーデケーナのひとことが、中村中尾で凍りついた観衆の心を溶かす。これによって格闘界の快楽亭ブラックにならないことを祈る。

  ○マウリシオショーグン×ザスネーク●
 闘うエッフェル塔ことスネークはなかなかいい動きしてた。フランスではトップクラスの選手らしく、また見てみたい。

  ○ヒカルドアローナ×アリスターオーフレーム●
 アリスターの入場曲はカッコいい。でも試合しすぎだろう。ブラジル柔術家に連敗してるのに、しかも前回のホジェリオ戦も次期挑戦者決定戦といわれてたのに、なぜこんな試合組むのか、理解に苦しむ。挑戦者もなにも、肝腎の王者が病院送りにされていてはどうにもならないではないか。シウバとやるのはまずホジェリオ。アローナはショーグンとの再戦がさきだろう。

  ●ジョシュ×ミルコ○
 この対戦は前回で食傷している。ミルコは去年で燃えつきているんじゃないかと思ったけど、鬼神のような強さだったな。これからはミルコが組技系の選手と対戦するときは、道着の着用を義務づけてほしいとさえ思う。オレはミルコあまり好きじゃないのでがっかり。ヒョードルにボコボコにされてほしい。

 しかし、プライドの今後の展望があまり見えてこない。地道にワンマッチ中心の大会をやってくなら支持したいけれど、これからもGP乱発してくなら、もう見ないかもしれない。格闘技への情熱が冷めてきたのだ。

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