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zoom RSS 絶滅の森 アマゾン最後の民シクリン

<<   作成日時 : 2011/12/30 10:29   >>

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 BSジャパンで放映された記録番組「絶滅の森 アマゾン最後の民シクリン」を見たよ。まえに放送されたときは都合で一部しか見られなかったので、再放送は何があろうと見逃すまいと思っていたのだ。

 私はかつてはアマゾン先住民関連のドクメンタリイ番組はいつも録画保存してみることにしていたのだが、地デジ以後はビデオの接続方法がわからず、悔しい思いをしているのだ。

 アマゾン奥地に住むシクリンは、もともと森の中を移動し狩猟生活していた民族だが、現在では決められた地区に定住している。文明を拒み、伝統的生活を守ろうとしているが、都市から衣服や道具などが流入するのを防ぐことはできない。人口は一時は百人台まで減少したが、いまでは七百三十四人になっている。森に祈り、呪術師は薬草を採り、歌い踊る。獲れた食料は皆でわけあう、原始共産主義的社会だ。狩猟生活を行っているシクリンの人人だが、森は焼きはらわれ、川は汚染され、獲物は少なくなっている。

 先住民独特の、頭の真ん中を額から剃りあげた落武者のような髪形に、体中に描きこまれたこまかな文様と、鳥の羽根をあしらいあざやかに染められた衣装が印象深い。その文身模様には動物の霊が宿り、悪霊を近づけないという。そうした特徴を別にすれば、彼らの風貌は東洋人そのものだ。女たちは、死者がでたり、成人儀礼の際は、その痛みや苦しみをわかちあうように、われとわが身を傷つける。石や刀で自分の頭を打ちつけ、血を流す。

 死者を弔う、メカロンチー(天の使者)という儀式は興味深い。草を編んだかぶりものですっぽり全身を包み、お祓いをする。そのかっこうはまるでマギーマランかフィリップドゥクフレの舞踊のコスチュームみたいだ。さらに滑稽な仕草で皆を笑わせる道化役でもある。

 「我々は森に戻らなくてはならない」という部族の長老の言葉が心にしみる。アマゾンの森を守らなければならない。原発事故でかすんでしまったが、地球温暖化はどうなってしまったのか。柄谷行人が批判してるからと温暖化をただちに否定するのは馬鹿のやることだ(もちろん柄谷はいまだ原発馬鹿の吉本隆明よりはるかに偉いが)。温暖化対策は原発推進ではない。森を保全し、電力消費を抑え、自然への負荷を少なくしてゆくことだけが、地球的規模の破壊を食い止める方法だ。日本人もまた、日本の森を守らなければならないのだ。

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