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zoom RSS 持永只仁とクエイ兄弟

<<   作成日時 : 2017/06/11 18:58   >>

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赤ちゃんからの脱却

先週はフィルムセンターのEUフィルムデイズでチェコの人形映画「リトルマン」を観た。映画好きにとって、チェコの人形はまずアニメーションを連想させるのか、チラシの案内文には人形アニメと書かれていたけど、出てくるのは実写の精巧な操り人形。森に家を建てて住む小さな男は、夢に見る未知の家を探すため、冒険の旅に出る。ほとんどがまわり道寄り道にすぎないと思わせて、いつしか彼は自分に欠けている何かにめぐりあっているという、愉快な寓話。実に面白かった。チェコといえば欧州における人形の聖地で、ヨセフスクーパの人形劇来日公演を見に行ったのはもう三十五年もまえのことだ。

この日はもう一本ハンガリー映画「ホワイトゴッド 少女と犬の狂詩曲」も上映されたのだが、こっちはDVDがでているので、展示室で持永只仁展覧会を。
持永只仁の映画を恵比寿の写真美術館で観たのはいつだったか記憶がない。かなりいっぱいの人で、補助席まででて驚いた。映画も感動したはずだけど、細部までは覚えていない。川本喜八郎や岡本忠成の映画のような衝撃はなかったのだろう。その後は見る機会がなかったけれども、今回、断片的な映像をいくつか観ることができた。
戦争末期、大陸に渡り、中国人に対する待遇改善を訴えていた持永は、そのため終戦後は信頼され、現地に残り、共産党の宣伝映画など制作する。京劇風の人形アニメがすばらしい。
日本に帰り、優れた映画を作ったのち、アメリカで公開される人形アニメを手がけ、ティムバートンに影響を与えたという。こんな国際的スケールで活躍した人だとは思わなかった。映画作品は後日同館で上映される予定だそうだ。

で、「ホワイトゴッド」をDVD鑑賞してみたが、ちょっと中途半端な感じ。主役の犬ハーゲンと仲良くなる白い小犬がかわいらしいのだが、この子が「リトルマン」に出てくる芋虫みたいな扱いならば傑作に仕上がったんじゃないだろうか。

今週は松濤美術館で「クエイ兄弟 ファントムミュージアム」を。クエイ兄弟の映画はシュワンクマイエルほど衝撃を受けなかったけど、美術家としてもかなりの腕だったと知る。シュワンクマイエルの展覧会も以前見た。どこかでレイハリーハウゼンの展覧会を企画してもらえないものか。あの創造物たちはぶじ保存されているのだろうか?

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