NHKの受信料について

先週、NHKの新規契約とかいう男が夜8時すぎてからやってきた。二年半ほど前に引っ越したとき、住所の変更は行っていて、受信料も払っている。なのにこの住所での登録が済んでないという。

向こうの説明が悪くて、一時間近くかかって、とりあえず手続きをする。二重取りされてもすぐ気づくように支払い口座を変更しておいた。

俺は報道番組・政治番組は見ないのだが、現在のNHKがアベ忖度御用放送局と化していることは、おそらく事実だろう。立花孝志がいうように、受信料契約人や集金人にいかがわしいヤクザまがいの連中がいるのも事実だと思う。

にもかかわらず俺がNHKの受信料をちゃんと払っているのは、なんといっても教養番組の質は民放など足元にも及ばないほど優れているし、そうした番組の中には体制に抗う反骨の作り手の存在が窺われもするからなのだ。

三十年ほど前、受信料支払い拒否していたばばこういちがNHKの核戦争番組だかを見て、こんな優れた番組を作るNHKを支えなければならない、と思い直したと発言し、スポンサーの顔色をうかがう民放よりNHKのほうがマシなのはあたりまえだ、と呉智英に罵倒されていた。俺も十代のころは、自分の父親がNHKのつまらない番組ばかり見ているのが本当に嫌で、NHKが映らないテレビがあればいいと切望したものだ。じっさいいまでも娯楽番組はつまらないものが多い。

衛星放送もはじめは他で見られない映画や、山川静夫の華麗なる招待席、あるいは二十世紀演劇や昭和演劇の貴重な映像、そして各地の民俗芸能などを流しており、録画して熱心に見ていたが、そうした番組が少なくなり、引っ越しついでに解約してしまった。つまりは良質の番組が少なくなっているということだ。だから支払い拒否する人も理解できる。しかし視聴していながら受信料は払わないというヤツは論外だろう。これも立花孝志のいうとおり、契約者のみが見られるように変えるべきかもしれない。

堀潤がツイッターで、NHKアーカイブスを無料公開せよ、と訴えていて、これには大賛成だ。つまらない番組や忖度報道をやるぐらいなら、資料室に眠る貴重な音声映像を自由に視聴できるようにすべきなのだ。そのためにはまずなによりアベの不正選挙を告発し、退陣させ、国外追放し(あるいは死刑)、しかるのちNHKの真の民主化を図るべきだろう。

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